歯科衛生士による症例発表およびセミナー報告
投稿日:2017年9月30日
カテゴリ:スタッフブログ
当院の歯科衛生士2人が症例発表とセミナー報告会を開いてくれました
まず、今回の症例発表は、歯周病と糖尿病の関係についても発表してくれました。
糖尿病のコントロールが全くできていない患者さんに、医科による糖尿病のコントロールと当院による歯周病のコントロールを行うという非常に難易度の高い症例でした。
糖尿病と歯周病は相互に影響しています。
糖尿病の人は、高血糖状態が続いているため、体の中の防御反応が低下して、健康な人に比べて歯周病にかかるリスクが高まると言われています。
歯周病がひどい人は、インスリンの働きを妨げ、糖尿病を悪化させる可能性があると言われています。
そのような症例では、相互にコントロールすることが重要です!
before
After
今後も糖尿病と歯周病のコントロールは必要ですが、術前より状況がよくなり、
患者さんの意識にも自分の体やお口の中を良くしていこうという変化が現れてきました。
今回も発表してくれた歯科衛生士がセミナーに参加した成果を実際の診療にも生かしてくれたこと、それによって患者さんに喜んでいただいたことが非常に嬉しかったです。
さらに、もう一人の歯科衛生士は歯石取りの技術向上のため、テクニックを高めるセミナーに参加し、その内容をみんなにシェアしてくれました。
このように、学んできたことを自分だけで実際の仕事に用いるのではなく、それを自分なりにまとめて、人に伝えるということが、知識をさらに自分の中に消化させてくれます。
スタッフがセミナーに参加して、患者さんや一緒に働くスタッフのためになるように努力してくれていることに、院長として心から感謝しています。
そんなスタッフと一緒に仕事ができる事は本当に幸せな事だなと感じます。
私もそれに答えて、スタッフを大切にしたいと思っています。
また、私自身も今後も積極的にセミナーに参加して、患者さんにより喜んでいただけるように勉強を続けようと、気持ちが引き締まりました!
歯がグラグラする。噛むと痛い。歯から血や膿が出る。口から臭いがする。色々な症状があると思いますが、歯周病ことで悩まれている方がいましたら、何でも当院までご相談ください。
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