歯ブラシってどう選ぶ?
投稿日:2025年10月8日
カテゴリ:スタッフブログ
スタッフブログをご覧のみなさん、こんにちは。歯科衛生士の布施です。
皆さんは歯ブラシを購入される際、どのようなポイントを気にされていますか?
歯ブラシは、ご自身の口腔内に合ったものを選ぶのが大切です。しかし、一般的に販売されている歯ブラシにはさまざまなタイプがあり、どれが自分に適しているか選び方に悩む人が多いのではないでしょうか。
今回は歯ブラシの選び方をお伝えしようと思います。
5つのポイント
歯ブラシを選ぶポイントを紹介します。主に次の5つです。
・毛のかたさ
・毛先の形
・ヘッドの大きさ
・柄の形(持ち手)
・ブラシの材質
毛のかたさ
歯ブラシの毛のかたさには、「かため」「ふつう」「やわらかめ」の3種類があり、口腔内に特に問題がなければ「ふつう」のかたさがおすすめです。
汚れをしっかり落としたい方には、かための歯ブラシが適していますが、使用時の圧力によって歯茎を損傷したり、歯の表面を削るリスクが伴います。その結果、歯茎の退縮や根元の露出を引き起こし、虫歯や知覚過敏を悪化させる可能性があるためブラッシング圧には注意が必要です。
一方、やわらかめのブラシは、歯茎が腫れている方や重度の歯周病で出血しやすい方におすすめです。毛がやわらかいため、丁寧かつ少し長めに時間をかけて磨くことで汚れを落とせます。
毛先の形
歯ブラシの毛先の形は、「円状(ラウンド)」、「テーパード」、「水平(シリンダー)」が一般的です。円状や水平の形状は、歯表面のプラーク除去に特に優れており、虫歯を予防するのに役立ちます。
テーパードの毛先は、細く先細りになっており、歯と歯茎の境界に届きやすいため、歯周病予防や進行の抑制に効果的です。歯茎の腫れや出血が気になる方には、この形状がおすすめです。
ヘッドの大きさ
ヘッドの大きさは、縦3列に植毛された小さめが推奨サイズです。
ヘッドが大きすぎてしまうと、奥歯や細かい箇所に毛先が届きにくく磨き残しの原因になります。特に女性は男性よりも口腔内が狭いため、小さいヘッドがおすすめです。
自分の前歯2本分の大きさを目安に、最適なサイズを選びましょう。
柄の形(持ち手)
握りやすいカーブが施されたものや、手にフィットする突起が付いたデザイン、さらには見た目にもこだわったスタイリッシュなモデルが豊富に展開されています。基本的には、自分が使いやすい持ち手であれば問題ありません。
実際に手に取ってみて、余計な力が入らず奥歯まで磨きやすい形状がおすすめです。
ブラシの材質
歯ブラシの毛にはさまざまな材質がありますが、透明なナイロン製のブラシを推奨します。動物の毛を使用したブラシは細菌の付着や増殖がしやすく、衛生面で劣る可能性があるためです。
また、色付きの歯ブラシもありますが、色素による人体への安全性やブラシの交換目安を知る上では、無色透明がおすすめです。透明なブラシは、使用し続けると徐々に白く濁っていくため、材質の劣化により交換時期が分かりやすくなります。
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