神経に到達した虫歯をVPT(歯髄温存療法)を用いて治療した症例|神戸市東灘区の歯医者

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神経に到達した虫歯をVPT(歯髄温存療法)を用いて治療した症例

神経に到達した虫歯をVPT(歯髄温存療法)を用いて治療した症例

こちらの患者さまは、虫歯があり、治療をしたいという事で来院されました。

初診時の口腔内

初診時の状態

虫歯があり、大きく欠けています。歯髄電気診で歯髄の反応を確認し、麻酔します。その後、レントゲンにてカリエス(虫歯)の深さを確認します。

患者さまは「神経を取りたくない」とのことでしたので、患者さまと相談し、VPT(歯髄温存療法)で神経を保存する治療計画を立てました。

VPT(歯髄温存療法)の実施

VPT(歯髄温存療法)の実施

感染させないためにラバーダム防湿を行います。

VPT(歯髄温存療法)の実施

まず隔壁を立てるために綺麗にカリエス(虫歯)を除去していきます。

VPT(歯髄温存療法)の実施

カリエス(虫歯)を除去し、綺麗な神経まで削った後、止血してMTAセメントで封鎖します。

VPT(歯髄温存療法)の実施

感染しないようにCR(コンポジットレジン)にて覆います。

VPT(歯髄温存療法)の実施

最後にレントゲンでチェックします。

型取り~セラミック装着・治療完了

型取り

治療から2週間後、神経の反応もあり問題なかったため、自費のセラミックの型取りをします。

セラミック装着・治療完了

さらに2週間後、完成したセラミックを装着し、咬み合わせを調整して治療完了です。

治療前後の比較

治療前

治療前

治療後

治療後

今回のケースは大きな虫歯があり、通常であれば神経を取らないといけない状態ですが、VPT(歯髄温存療法)を用いることで、神経を温存した状態で治療を行うことができました。神経を温存できた方が歯の寿命も延びるので、患者さまも希望通り「神経を取らずに治療できて良かった」と喜んでいただきました。

年齢/性別 40代/男性
治療期間 2ヵ月(検査から最終補綴セットまで)
治療回数 4回
治療費 121,000円(税込)
リスクなど ・神経を残す治療なので、痛みが出る可能性もあります。
・何年後かに神経が死んでしまう可能性もあります。
・最初はしみやすいなど症状があります。
・治療期間は来院状況、個人によって差があります。
・カリエスになりにくいようにセラミックでセットすることをおすすめします。

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