歯ぎしり・くいしばりって?
投稿日:2026年3月13日
カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは、歯科衛生士の布施です。
皆さんは、歯ぎしりや食いしばりはありますか?症状が出ていてご自身でも悩まれている方や、ご家族や歯医者さんで指摘されて気付かれる方もいらっしゃるかもしれません。
今回は歯ぎしり・食いしばりについてお話します。
歯ぎしりの種類
歯ぎしりには、いくつかのタイプが存在します。代表的なものが「グラインディング」「クレンチング」「タッピング」の3種類です。
グラインディング
上下の歯を強くすり合わせる動きの歯ぎしりをグライディングといいます。最も一般的な歯ぎしりです。この動きは就寝中に多く見られ、ギリギリと不快な音を立てるのが特徴です。
クレンチング
歯をギュッと強く噛みしめるタイプの歯ぎしりをクレンチングといいます。一般的には食いしばりといわれます。音が出にくいため自覚されにくいものの、歯や顎関節への負担が非常に大きいとされています。
タッピング
上下の歯を小刻みにカチカチと打ち合わせるような動きをタッピングといいます。比較的稀ではありますが、神経の過敏さやストレスの影響が関係していると考えられています。
これらの歯ぎしりはいずれも無意識下で行われることが多く、長期間にわたって継続することで歯や顎に大きなダメージを与える可能性があります。
日中の歯ぎしり
歯ぎしりは寝ている間だけの現象だと思われがちですが、実は日中にも無意識のうちに歯を噛みしめたり食いしばったりしている人が少なくありません。これを「覚醒時ブラキシズム」と呼び、仕事中の集中時やスマートフォンを操作しているとき、運動中などに頻繁に見られます。
日中の歯ぎしりは音が出ないため、周囲はもちろん本人も気づかないまま続けてしまうことが多いのです。特にデスクワークや緊張を強いられる場面では、自然と奥歯に力が入り、咀嚼筋に常に緊張がかかった状態が続きます。これが習慣化すると、顎関節への負担や歯の摩耗、歯ぐきのダメージにつながるリスクが高まります。
覚醒時の歯ぎしり対策としては、自分がどのような場面で無意識に噛みしめているかを意識し、「上下の歯を離しておくこと」を習慣づける意識行動が重要です。専門的な治療に入る前に、日常での意識改革が予防への第一歩になります。
どうして無意識でやってしまうのか
歯ぎしりが無意識下で起こるのは、主に中枢神経の活動や自律神経の影響によるものとされています。特に就寝中の歯ぎしりは、「ノンレム睡眠」と呼ばれる深い睡眠中に頻発し、睡眠の質やサイクルとも密接に関係しています。睡眠中に交感神経が過剰に働いていると、筋肉の緊張が高まり、噛みしめや歯ぎしりといった行動が無意識に引き起こされるのです。
また、精神的なストレスや不安が歯ぎしりの誘因となることもよくあります。日中に受けた緊張や疲労が、睡眠中に筋活動として現れるというわけです。さらに、噛み合わせの不調や顎関節のズレ、鼻づまりなどの呼吸障害も、歯ぎしりの原因となることがあります。
つまり、歯ぎしりは単なる癖ではなく、神経系・筋肉系・心理的要因・構造的要因が複雑に絡み合った現象であり、自己判断だけで原因を特定するのは困難です。症状が続く場合は、歯科での総合的な評価を受けることが重要です。
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