「感染の窓」ってなに?
投稿日:2025年6月11日
カテゴリ:スタッフブログ
スタッフブログをご覧のみなさん、こんにちは。歯科衛生士の布施です。
前回のブログでお話しした「感染の窓」について、もう少し詳しくお話しようと思います。
「感染の窓」について
「感染の窓」とは、特定の時期にむし歯菌に感染する可能性が高まる期間のことを指します。子供の乳歯における「感染の窓」とは、乳歯の奥歯(臼歯)が生えそろってくる、約19ヶ月~31ヶ月(1歳7ヶ月~2歳7ヶ月)の間を指します。
虫歯のリスクが高まる理由
①歯質
乳歯は、歯を構成するエナメル質や象牙質の厚みが永久歯の半分程度しかなく、歯質が脆弱です。歯の表面はまだ成熟しておらず、むし歯菌が付着しやすくなる可能性があります。
②歯磨きの技術と習慣
乳幼児期のお子さんは歯磨きの技術や習慣が未熟なため、歯の隅々まで効果的に歯磨きができないことがあります。特に奥歯の歯面は難しい部位であり、歯垢や食物の残りが残りやすいため、むし歯菌の増殖が起こりやすくなります。
③食事習慣と摂取物
乳幼児期には食事の形態が液体や柔らかい食品が中心であり、砂糖を多く含む食品や飲み物が摂取されることがあります。これらの摂取物は口腔内でむし歯菌のエネルギー源となり、酸を生産することで歯の組織を侵す可能性があります
むし歯は乳歯の健康に大きな影響を与えるだけでなく、将来的に永久歯にも影響を及ぼす可能性があります。そのため、むし歯予防は非常に重要です。正しい歯磨きや食事管理、定期的な歯科健診を通じて、お子さんの口腔衛生習慣を徹底しましょう。
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