歯医者の麻酔はどのくらいの時間効いてる?
投稿日:2025年3月5日
カテゴリ:スタッフブログ
スタッフブログをご覧のみなさん、こんにちは。歯科衛生士の布施です。
歯科医院で治療を行うときには、麻酔を行うことが多いです。その際、患者様から「どのくらいで麻酔は抜けますか?」とご質問いただくこともございます。
麻酔の効果時間には個人差がありますが、麻酔の種類によって効果時間の目安が変わってきます。
そこで今回は歯科医院の麻酔の効果時間や種類ついて説明いたします。
歯科医院の麻酔の種類
日常的な歯科治療で用いられている局所麻酔ですが、使用法にいくつかの種類があります。
表面麻酔
表面麻酔は、麻酔をする時の針の痛みが緩和するように、歯茎に麻酔の塗り薬を塗って歯茎の表面の感覚をしびれさせる方法です。
歯には麻酔が効かないので、あとでご紹介する「浸潤麻酔」や「伝達麻酔」の注射の針の痛みを軽減させるために行います。
表面麻酔は歯石を除去する時や、乳歯の抜歯の時などにも用いられ、持続時間は短く5分程度です。
浸潤麻酔
浸潤麻酔は、一般的に歯科治療を行う時に使用する麻酔の方法です。
歯茎に麻酔薬を注入して浸潤させる事により、むし歯治療や神経の治療まで広く使われています。
注射は痛いイメージが強いかもしれませんが、歯医者で使用する針はかなり細いものを使用して痛みが出にくいようになっています。
個人差はありますが、浸潤麻酔の効果時間はおよそ1~3時間です。
伝達麻酔
伝達麻酔は、広い範囲に麻酔を効かせたい時や麻酔が効きにくい部分に行われる麻酔法です。
この麻酔は、歯の神経の大元の神経に直に作用させるので、奥歯の治療に確実な効果を発揮します。
麻酔効果の範囲も広く、麻酔の持続時間も長いのが特徴になります。
体質にもよりますが、伝達麻酔の効果時間はとても長く、5~6時間に及ぶことがあります。
麻酔をした時の注意点
麻酔をするとその部位の感覚が鈍ってしまうため、いくつかの注意点があります。
食事は麻酔が切れてから
麻酔が効いたままで食事をすると、感覚がないので、口の横からダラダラこぼれてしまう場合や、誤って頬を咬んでしまうことがあります。
さらに、咬んでも気がつかずに傷だらけになる可能性があるので、食事は麻酔が切れたことをチェックしてから食べましょう。
熱い飲みものも麻酔が切れてから
麻酔が効いていると、熱い飲み物を飲んでも感覚がないので火傷の可能性があります。
火傷していても気がつかずに、さらに火傷してしまうこともありますので、必ず麻酔が切れてから熱い飲み物を飲みましょう。
兵庫県東灘区御影でかかりつけの歯科医院をお探しの方はぜひ、当院までお気軽にご相談ください。
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