ICOI 第1回近畿支部学術大会 会員発表
投稿日:2014年10月25日
カテゴリ:スタッフブログ
皆さん、こんにちは!院長の秋山です。
暑い日が続いていますが、水分補給をしっかりして、夏バテや熱中症などには十分ご注意下さい。
8月3日(日)にICOI【国際口腔インプラント学会】で症例発表をおこないました。
今回の発表は『Sinus LiftおよびGBRを用いた全顎的治療症例』という演題でした。
ICOI第1回近畿支部学術大会 発表演題『Sinus LiftおよびGBRを用いた全顎的治療症例』
インプラント治療を行う上で骨の量が少ない事は多々あります。
インプラントは骨の中に埋め込みますので、骨がなければ治療は成功しません。
したがって、骨が少ないという理由でインプラント治療を断念した方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
しかしながら、入れ歯ではなく、違和感なくしっかり咬みたいという患者様の要望はたくさんあります。
そこで、そのような要望に応えるためには、骨造成という骨を増やすテクニックが必要です!
今回は、骨造成というテクニックとインプラントを併用する事で、全顎的にかみ合わせを回復し、違和感なくしっかりと咬めるようになった患者様のケースを発表させていただきました。
ただし、そのような治療を行う上で非常に大切な事があります。
それは、CT検査で3次元的に状態を把握するなど、精密な診査・診断のもと適応症や難易度をしっかりと把握して治療を行うという事です。
私は、歯科治療を行うにあたって、診査・診断・治療計画を非常に大切にしています。旅行に行く時、地図が間違っていたら、目的地にたどり着けないのと同じように歯科治療においても、適切な地図(治療計画)がなければ、結果は上手くいきません。適切な地図を描くためには、精密な診査・診断が必要不可欠です。
当院は、患者様が目的のゴールにたどり着けるように、精密な審査・診断を行い、しっかりとした治療計画を立てて、治療を行っていきます。
これからも、当院で治療される患者様のお役に立てるよう、自己研鑽を続けていこうと思います。
P.S 勉強熱心な当院のスタッフも発表を見に来てくれて非常に励みになりました。 これからもスタッフ一同、地域の皆様のために努力を続けていきます。
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