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根管治療中の「ピピピ」音は何?

投稿日:2025年2月14日

カテゴリ:スタッフブログ

スタッフブログをご覧のみなさん、こんにちは。歯科衛生士の布施です。

 

歯の神経の治療中、時々『ピピピ』という電子音が聞こえることがあります。
「これは何の音?」と疑問に思ったことはありませんか?

 

『ピピピ』音の正体

根管治療中に聞こえる『ピピピ』という音は、

「電気的根管長測定器」(エレクトロメトリックルーラー:EMR)

が出す音です。このEMRという測定器は、歯の根の長さを正確に測定するために使用されます。

つまり、この『ピピピ』という音は、測定器が根管の長さを測定している際に発生する音です。

 

根管には歯の神経が入っており、細くて複雑な形状をしています。虫歯菌に侵された部分を目で見ただけでは、根っこの中がどのくらいの深さなのか見極めることは難しいのです。

従来の治療法である目と手の感覚のみに任せた治療だと、一度治療したにもかかわらず再治療が必要になったり、さらには抜歯をしなければいけなくなったりするケースもあります。

そこで、併せてこのEMRを使用することで、歯根の先にまできちんと充填剤を詰められるようになり、根管治療の精度が格段に上がるのです。

今ではほとんどの歯科医師が使用しており、根管治療に必要不可欠なものとなっています。根管に針のような器具を挿入することで、根管の近くになるとピピピという電子音で教えてくれるのです。

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