歯のホワイトニングって?
投稿日:2024年10月16日
カテゴリ:スタッフブログ
スタッフブログをご覧のみなさん、こんにちは。歯科衛生士の布施です。
来月からホワイトニングキャンペーンが始まります!
しかしホワイトニングと言っても「歯が白くなる処置」という
ざっくりとしたイメージしかわかない・・・という方も多いかもしれません
ホワイトニングとは、歯の表面に専用の薬剤を塗布し
エナメル質に入り込んだ黄ばみの色素を浮き上がらせて分解・漂白し、
白くて美しい歯に仕上げる治療法のことです。
ホワイトニングは基本的に保険適用外の治療になります♪
Q :どんな歯でもホワイトニングで白くできますか?
ホワイトニングの薬剤は天然歯にのみ有効です。神経を取った歯は回数が必要です。
詰め物・かぶせ物などの人工歯には薬剤が反応しない為、その部分だけ白くなりません。
場合によっては、詰め物・被せ物をやり変える必要があります。
Q:ホワイトニングで得た白さはどのくらい保てますか?
着色しやすい飲食物(コーヒー・紅茶・カレー等)や喫煙などの生活習慣や
ご自宅でのケア方法により個人差がありますが、数ヶ月~数年は効果の持続が期待できます。
効果をできるだけ長く保つためにも、ホワイトニング用の歯みがき剤を使用したり、
治療後も歯科医院にて3ヶ月〜半年に一度はメインテナンスを受けることをおすすめしています。
Q:食事に制限などはありますか?
ホワイトニング施術後12~24時間以内は外部からの影響を受けやすいため、
喫煙や着色しやすい飲食物(コーヒー・紅茶・カレー等)は避けていただきます。
また、酸性の刺激にも弱くなってしまうため、
酸性の飲食物(柑橘系・酢・炭酸飲料等)も控えていただくことが望ましいです。
Q:ホワイトニングには、歯がしみたり、痛みがありますか?
ホワイトニング時に痛いと感じるのは知覚過敏が起きているからです。
歯の神経の外側には象牙質という組織があり、象牙質はエナメル質に守られています。
健康な歯であれば刺激は象牙質に伝わりにくいですが、
エナメル質に傷があったり歯ぐきが下がっていたりすると、
刺激が象牙質の象牙細管を通って歯の神経に伝わり、痛みを感じます。
ホワイトニングして痛いと感じるのは、ほとんどが一時的なものです。
問題がなければ1~2日で自然に痛みは解消します。
<ホワイトニングを行えない場合>
〇無カタラーゼ症(高原氏病)の方
薬剤の主成分である過酸化水素を分解できないため、他の治療法をご提案します。
〇妊娠中および授乳中の方
安全を第一に考えて出産後、授乳期間が終わってからの施術をおすすめしています
〇虫歯・歯周病のある方、矯正治療中の方
効果のムラや神経への影響を考慮し、治療終了後にホワイトニングを行います
〇神経の無い歯、人工歯を白くしたい方
ホワイトニングでは白くできないため、クリーニングや白い被せ物で対応いたします
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