根っこの治療って何をするの?|神戸市東灘区の歯医者

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根っこの治療って何をするの?

投稿日:2025年2月7日

カテゴリ:スタッフブログ

スタッフブログをご覧のみなさん、こんにちは。歯科衛生士の布施です。​

 

歯科医院で「根っこの治療をしましょう」「神経を取りましょう」と言われたことはありますか?

虫歯が歯の神経にまで到達してしまった際、歯の神経は感染を起こします。そうなると元の状態には戻らないため、歯の根っこの中の神経の治療(根管治療)が必要になります。

大きく虫歯が進行した際に行われる治療ですので、とても激しい痛みを感じて治療に移ることが多く、治療中も痛みを感じやすいと言われています。

 

根管治療の流れ

 

①被せ物や虫歯の除去

切削器具を使って、詰め物や虫歯に感染している歯質を取り除きます。

根管の清掃の為に、根っこの入り口が見えるまで削ります。

 

②根管内部の清掃

リーマーという器具を使って根管内部にひそむ細菌の除去(清掃)を行います。

通常、根管清掃は1回の治療で終わらず、くりかえし行います。(複数回の通院が必要です)

 

③貼薬

根管清掃を行ったあとは、根管内部に抗生剤や殺菌効果のあるお薬を入れます。これを貼薬と呼びます。貼薬は根管清掃と合わせて繰り返し行い、根管内部を徹底的に洗浄します。根管清掃および貼薬期間中は仮の蓋をして患部を保護します。

 

④根管充填

根管清掃を何度か行い根管内部が綺麗になったことが確認できたら、根管内に細菌が入り込まないように、抗生剤や殺菌効果のあるお薬や詰め物を入れをします。これを根管充填と呼びます。

 

⑤コア作成

根管充填まで出来たら、かぶせ物を作るための土台を形成していきます。この土台ををコアといいます。

 

⑥被せ物を装着

土台ができたら型取りをして被せ物を作成し、歯に装着します。これで根管治療が完了です。

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