2学期が始まる9月に見直したい子どもの歯|夏休み明けのお口のチェックポイント
投稿日:2026年8月27日
カテゴリ:スタッフブログ
2学期が始まる9月に見直したい子どもの歯|夏休み明けのお口のチェックポイント
長かった夏休みが終わり、いよいよ2学期が始まります。
夏休み中は、旅行や帰省、お祭りなど楽しい予定が多く、食事や歯みがきの時間がいつもと変わりやすい時期です。
「冷たいジュースやアイスをよく食べた」
「夜更かしして、歯みがきを忘れる日があった」
「学校歯科健診のお知らせを、まだそのままにしている」
そんな心当たりはありませんか?
9月は生活リズムを整えるのと一緒に、お子さまのお口の状態も見直すよいタイミングです。
今回は、2学期を元気に過ごすために確認したい、夏休み明けのお口のチェックポイントをご紹介します。
夏休み明けは、歯みがき習慣を見直しましょう
夏休み中は学校がある日と比べて、起床・就寝時間や食事の時間が不規則になりがちです。
お菓子やジュースを口にする回数が増えたり、遊び疲れて夜の歯みがきが不十分になったりすることもあります。
むし歯は、甘いものを一度食べたからすぐにできるものではありません。
しかし、アメやジュースなどを少しずつ長時間口にする「だらだら食べ」が続くと、お口の中が酸性に傾く時間が長くなり、歯が溶けやすい環境につながります。
2学期の始まりに、まずは次の習慣を整えてみましょう。
- おやつの時間と回数を決める
- ジュースやスポーツドリンクをだらだら飲まない
- 水分補給には水やお茶も取り入れる
- 就寝前は丁寧に歯をみがく
- お子さまが自分でみがいた後も、必要に応じて仕上げみがきをする
完璧にできない日があっても大丈夫です。
毎日の生活の中で、少しずつ元のリズムに戻していきましょう。

こんなサインはありませんか?
むし歯は、初期の段階では痛みを感じないことがあります。
「痛くないから大丈夫」と思っていても、見えにくい奥歯の溝や歯と歯の間で進んでいることもあるため、次のような変化がないか確認してみてください。
- 歯に白く濁った部分や黒い点がある
- 食べ物が同じ場所に挟まりやすい
- 冷たいものや甘いものを嫌がる
- 片側だけで食べている
- 歯みがきのときに痛がる
- 歯ぐきが赤い、腫れている
- 歯みがきのときに出血する
- 口臭が気になる
- 乳歯が抜けていないのに、後ろから永久歯が生えてきた
- 歯並びや噛み合わせが気になる
お子さまは、お口の違和感をうまく言葉にできないことがあります。
「最近、食べるのが遅くなった」「硬いものを嫌がる」など、普段と違う様子も大切なサインです。
季節の変わり目は、お口の乾燥にも注意
9月は、暑い日と涼しい日が混在し、体調を崩しやすい時期です。
鼻づまりなどで口呼吸になると、お口の中が乾きやすくなる場合があります。
唾液には、お口の中の汚れを洗い流したり、酸によって溶けかけた歯の表面を修復したりする大切な働きがあります。
お口の乾燥が気になるときは、こまめな水分補給を心がけ、鼻づまりや口呼吸が長く続く場合には医療機関へ相談しましょう。

学校歯科健診で「受診をおすすめします」と言われたら
春の学校歯科健診で用紙を受け取ったものの、夏休み中に受診できなかったご家庭もあるのではないでしょうか。
学校歯科健診は、むし歯や歯ぐきの状態、歯並び、噛み合わせなどを確認する大切な機会です。
ただし、学校で行う健診は病気の可能性を見つけるための「スクリーニング」です。
歯科医院で行う詳しい検査とは目的が異なるため、受診を勧められた場合は、症状がなくても一度歯科医院で確認してもらいましょう。
反対に、学校歯科健診で問題を指摘されなかった場合でも、その後の変化や歯と歯の間のむし歯などが見つかることがあります。
気になる症状がある場合は、健診結果にかかわらずご相談ください。
生え替わりの時期は、むし歯になりやすい場所があります
小学生頃は、乳歯から永久歯へ生え替わる大切な時期です。
特に注意したいのが、乳歯のさらに奥から生えてくる「6歳臼歯」です。
生え始めは背が低く、歯ブラシが届きにくいうえ、噛む面の溝に汚れが残りやすい特徴があります。
また、生えたばかりの永久歯は、時間をかけて少しずつ丈夫になっていきます。
ご家庭での歯みがきに加えて、歯科医院では、お子さまのお口の状態に合わせて次のような予防方法をご提案できます。
- 磨き残しのチェック
- お子さまに合った歯みがき方法のご案内
- フッ素塗布
- 奥歯の溝を保護するシーラント
- 歯並びや噛み合わせの確認
- 定期的なクリーニング
必要なケアは、年齢や歯の生え方、むし歯のリスクによって異なります。

「痛くなってから」ではなく、今の状態を確認しましょう
子どものむし歯は、場所や進み方によっては、見た目だけでは気づきにくいことがあります。
痛みが出てから受診すると、治療への不安が強くなってしまうお子さまも少なくありません。
症状がないうちに歯科医院へ行き、診療室やスタッフに少しずつ慣れておくことも、歯医者への苦手意識を減らすきっかけになります。
無理に治療を進めるのではなく、お子さまの年齢や様子を見ながら、できることから始めていくことが大切です。
2学期を元気に過ごすためのお口チェック
新学期の準備と一緒に、次の項目を確認してみましょう。
□ 夜の歯みがきが習慣に戻っている
□ おやつの時間と回数が決まっている
□ 仕上げみがきができている
□ 歯に白い濁りや黒い点がない
□ 冷たいものや甘いものを痛がらない
□ 歯ぐきの腫れや出血がない
□ 学校歯科健診のお知らせを確認した
□ 生え替わりや歯並びで気になるところがない
一つでも気になる項目がある場合は、早めに歯科医院へご相談ください。

夏休み明けの子どもの歯についてよくあるご質問
Q.学校歯科健診で指摘されましたが、痛みがなくても受診が必要ですか?
痛みがなくても、むし歯や歯ぐきの炎症が進んでいる場合があります。受診を勧める用紙を受け取った場合は、早めに歯科医院で詳しく確認しましょう。
Q.子どもが歯医者を怖がります。受診できますか?
歯医者を怖がることは珍しくありません。最初から無理に治療を進めず、診療室や器具に慣れることから始められる場合もあります。予約時に「歯医者が苦手」とお伝えください。
Q.仕上げみがきは、何歳まで必要ですか?
年齢だけで一律に判断するのではなく、お子さまの手の動きや歯の生え替わり、磨き残しの状態に合わせて考えることが大切です。自分でみがけるようになっても、ときどき保護者の方が確認してあげましょう。
Q.フッ素塗布やシーラントは、誰でも必要ですか?
必要性は、年齢や歯の生え方、むし歯のリスクによって異なります。お口の状態を確認したうえでご案内します。
Q.夏休み中に甘いものをたくさん食べました。すぐにむし歯になりますか?
甘いものを食べた回数や時間、歯みがきの状態など、さまざまな要因が関係します。心配な場合は、むし歯がないか一度確認してもらうと安心です。

9月は、お口の習慣を整えるタイミングです
2学期が始まる9月は、夏休み中に変化した生活リズムを整える時期です。
早寝・早起きや食事の時間と一緒に、毎日の歯みがきやおやつの習慣も見直してみませんか?
「学校歯科健診のお知らせをそのままにしている」
「仕上げみがきができているか心配」
「永久歯が変な場所から生えてきた」
「歯並びや噛み合わせが気になる」
小さな疑問でも大丈夫です。
神戸市東灘区・阪神御影駅すぐの御影歯科クリニックでは、お子さまの気持ちに配慮しながら、お口の状態を確認します。
2学期を笑顔で元気に過ごすために、気になることがあればお気軽にご相談ください。
御影歯科クリニック
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